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ペールコーラルさんを紹介します

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ここはエーゲ海に浮かぶ小さな島、海一面に広がる珊瑚礁、とても美しいこの島に住む少女が今日も海岸へ一人でやってきました。
実は彼女、この島の王女で何不自由無く暮らしていると思われるのですが、そうでは無いようです。

毎日この美しい海岸へやって来ては、仲間と一緒に泳ぎ回っているイルカを眺めながらこんな風に話かけていました。
「どうして毎日そんなに楽しいの?どうして好きな仲間とずっと一緒にいれるの?どうして?」
でもイルカ達は答えてくれません。だって彼女自身がその答えに自分で気づく事がとっても大切だって知っていたからです。
「私が愛したA、私は彼の為に毎日歌を歌い、毎日花をたくさん摘んで、毎日たくさんの話をして、毎日・・・彼だけの為に毎日こんなに尽くして来たのに、どうして突然目の前から姿を消してしまったの?」
楽しかった日々を思い出しては、泣くだけの毎日。
でもある日彼のこんな言葉を思い出しました。
「2人が一緒になるには身分が違いすぎる。何もかも捨てて、他の島へ2人で飛び立とう。」
でもお嬢様育ちだった彼女は、歌を歌う事や花を摘む事は出来ても、1人では洗濯をしたり料理をする事は出来ず、もし他の島へ行ったら誰が洗濯や料理をしてくれるの?この思いに囚われていている事に気が付いた彼は姿を消してしまったのです。

2か月が経ち、3カ月が経ち、ようやく彼女は気が付いたのです。お手伝いさんに依存するのではなく、私が洗濯や料理をする努力をすれば彼とずっと一緒に居られたのに。
それから少しずつですが彼女は洗濯や料理を練習し、その成果が表れ始めた頃、突然彼が目の前に現れたのです。
とても辛い事だったけど、君が今までの生活を手放す決心がつく時まで姿を見せないと決心したんだ。
でもイルカ君がもう大丈夫だよ。迎えにいってもと教えてくれたんだ。涙が溢れ出てきました。たくさん傷ついたけど、それ以上に大切な事に気が付きました。
今はとても幸せです。3人の子と夫に囲まれ、エーゲ海で暮らしています。

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