「レッド」は新聞社で長年働いている、情熱を持って仕事をしているバリバリのキャリアウーマンです。
彼女はエンジン全開で働きいくつものスクープ をものにしてきた。
その大胆な仕事ぶりは上司には認められ、今では部下を何人も抱えている。
それゆえ、同期の男性には妬まれ、ちょっとの ミス でもしようものなら彼らから攻撃される・・・。
最初はこの状況に困惑したもののすぐに気持ちを切り替え大好きな仕事に集中した。
彼女が体の異変に気が付いたのはそんな時でした。
生理でもないのに出血が続き、思い切って病院へ行ってみた所、検査の結果は子宮に少し問題があるとのこと。これからは定期的に通う事になりました。
今まで仕事第一で、自分の体なんて愛情かけることなしに通して来たけれど、こうなると「レッド」もやはり女。仕事に身が入らず無気力になって行き、そしてガンになったらどうしようとどんどん焦っていく・・・。
そんな彼女を見て部下の「グリーン」が食事に誘ってきました。
彼はかなりの年下なので以前なら断ったけど、なんとなく行ってみる事にした。
彼の仕事ぶりは悪くはないが、特にそれ以上何とも思った事はありません。
実際彼と２人で食事をしてみると色々な発見があり、彼はとても調和の取れた、広い視野を持った男性でした。彼女は自分の部下を知ろうとする心のスペースがなかったのです。
ところで実は彼、前から彼女の事が好きで告白しようか決断できずにいたのですが、彼女が好きでいつも見つめていたからこそ彼女の変化に気付いたのです。
それ以来、なんとなく２人で会う回数が増え、彼女は彼の影響から仕事と プライベート のバランスが取れるようになり、それと共に子宮の状態も良くなっていった。彼女は彼の存在がとても大切だと感じ始めたそんなある日、彼から正式に付き合って欲しいと言われました。
その彼の手には１本の赤い薔薇。彼女はもちろん、「YES」と答えた。
