「ブルー」さんはとても厳格な家庭に育ちました。とても落ち着いていて洗練された感じの女子高生で、いつも穏やかな彼女は、時には少し年上に見られます。
「ブルー」さんのお父さんは弁護士です。もちろん娘も弁護士にしたいので行くべき大学まで勝手に決めてしまいました。
「ブルー」さんはお父さんには逆らえないし、お父さんの信頼に答えたいと思い受験勉強をしていました。
「ブルー」さんは予備校で、ある時「オレンジ」さんという女の子と出会いすぐに仲良しになりました。「オレンジ」さんはとても社交的ですごく楽しいので、ちょっと「ブルー」さんとは反対の性格のようですが、だからこそ、気が合ったみたいです。
ある時「ブルー」さんは自分の進路についての悩みを相談してみました。
「自分は本当は弁護士になりたくないので法学部には行きたくない。むしろ英文科に進みたい」と言いました。「オレンジ」さんのアドバイスはとてもシンプルで、「お父さんの気持ちに答えたいという考えを手放したら?」という事でした。
「ブルー」さんは迷いましたが、お父さんに本当の気持ちを伝えました。
お父さんの怒りは凄いものでしたが、いつか自分を分かってくれると「ブルー」さんは信じています。そして自分の希望に向かってまっしぐらに勉強しています。