これは、セドナのアンロープキャニオン。
雨と風と時間が作り出した芸術です。
ここは、アッパーとロウアーの二つがあるのですが、
出来ればロウアーに行きたいなと。
こういう隙間を降りて行くと、その下には大きな空洞がたくさんあるそうです。
そこに日差しが差し込み幻影的な美しさを描き出しているのでしょう。
大地の中に滑り込む感じなのでしょうか?
セドナのことを調べると、いくつものヴォルテックスがあります。
カセドラルロック、ベルロック、エアポートメサ、ボイントンキャニオンの4箇所です。
4つのボルテックスを訪れることによりバランスが取れたヒーリングパワーが得られる事ができると言われています。
ボルテックスのエネルギーは大きく分けて女性エネルギーと男性エネルギーに分けられます。またボルテックスによっては女性と男性エネルギーが共存するスポットもあります。
各々のボルテックスには異なった特徴的なエネルギーがありますので、その時の個人の状態で感じ方が変わってきます。ボルテックスを訪れたときは、そこのエネルギーを感じようとするのではなく、自然に受け入れるのが良いとされています。自然体で無心でボルテックスに向き合い、その時は感じなくても自然にまた知らない内に必ずパワーが入ってきているはずです。
女性エネルギーは磁気のエネルギーが強いとされており、そのエネルギーが天空から地中へと流れる中で、自分の体内へと入っていき、傷づいた心や疲れた体や癒してくれます。
男性性は電気(電磁)のエネルギーが強いとされており、そのエネルギーは地中から天空へと向かって流れる中で、自身の中にあるインナーセルフのを高めながら、宇宙のエネルギーと一体化するボルテックスと呼ばれています。
セドナには4つの主要なボルテックスを含めて20以上ものボルテックスが存在すると言われており、ボルテックスの中心から5マイル(約8km)離れていてもそのパワーが感じられる言われています。
【カセドラルロック】
カセドラルロックは別名をオルガンパイプロックとも呼ばれています。頂上近くの縦に割れた岩がパイプオルガンに似ているからです。このボルテックスには男性と女性が混ざったエネルギーが存在していますが、女性エネルギーのほうが少し強く出ています。心に安らぎを与え、体とのエネルギーのバランスを整え浄化する女性エネルギーが癒しを与えてくれるボルテックスです。
【ベルロック】
このボルテックスはその名の通りベル(つり鐘)の形をしているのでベルロックの名前が付けられました。このボルテックスはかなり男性エネルギーの強いボルテックスです。このレッドロックの塊には決断力や勇気をもたらすエネルギーが潜在すると言われ、将来の自分自身に不安、自分の決断に迷いがある時に明確な道しるべを感じさせてくれるエネルギーがあると言われています。勇気や意欲を増進する男性エネルギーのボルテックスです。
このボルテックスは頂上まで登る必要はありません。5号目当たりの緩やかな斜面でエネルギーを感じながら自身の感性と素直見に向き合い、それが未来への創造性、意欲、自信へと繋がっていくと言われています。
【ボイントンキャニオン】
このボルテックはセドナの4大ボルテックスの中で最も強力な女性のエネルギーを放出すると言われています。
このボルテックスはセドナのアップタウンから最も遠い場所にあり、ウエストセドナに位置するボイントン・キャニオンの渓谷の奥に存在し、地元のネイティブインディンが最も神聖なボルテックスとして崇拝する場所です。
カチーナウーマン(女性エネルギーの岩)と、ノエル(男性エネルギーの岩)があり、カチーナウーマンは子宝のボルテックスとして知られており、カチーナウーマンとノエルの間のボルテックスで瞑想すれば内面に潜在する男性と女性の両方のエネルギーが受け入れられ、ボディーとマインドが助けあうバランスの取れた体が作られるといわれています。
【エアポートメサ】
オーククリークの渓谷からエネルギーが舞い上がり、その男性のエネルギーの力によって活力が増進し、肉体に癒しを与え、また体調を整えるパワーが有ると言われています。
また夕日のスポットとしても最高の場所です。またこの場所からはセドナの街並みやレッドロックが360度一望できます。
【レッドロック・クロッシング】
レッドロッククロッシングには女性のエネルギーが宿り、カテドラルロックのエネルギーと、その脇を流れる小川が癒しと浄化の効果をもたらします。
どの聖地を訪れる時も、直感に従ってその地を選ぶかどうかを決める事が、本当に必要なエネルギーを引き出すことになるようです。
そして、どの聖地でも、瞑想をし、自分のうちなる声を聴くこと。
訪れる前に、しっかりと自分自身のエネルギー調整と、浄化、そしてネガティブマインドを浄化してから行くと、ミラクルが起こりやすいようですね。
“ミラクル”って、あり得ない事を引き起こすためのことではないくって、自分自身にとって必要なこと、ノーマインドでその場に赴くことで、最善が起こるということなのです。
必要なことは、一生に一度ではないのです。
成長し続けている私たちにとって、一瞬一瞬は訪れ、そして去って行きます。
そのときに、本当に必要なことを引き起こすのです。
「願い」は成長の過程に散りばめられた、成長のステップ。
そのステップは順番にひとつづつ踏みしめて登って行くのです。
その時に必要なことは、さまざまな形で耳にし、目にしますよね。
だれかの考えに共鳴しただけの「願い」は、叶う事はないでしょう。
しかし、どのような「願い」であれ
その人に必要なブループリントに書き込まれた、人生に必要なことは、時を待ち、必ず訪れるでしょう。
私が、こんなにも惹かれている「アンテロープキャニオン」には、その最善が記されているような気がします。