「あのひとが嫌い」
「もう、苦手になってしまった」
「あそこがダメなのよ」
ままま、
仲良くしていた人や、気が合うと思っていた人に対して
時には思ってしまうことですよね〜。
何が気になってしまったのでしょう?
どこが引っかかってしまったのでしょう?
なぜ?
* * *
少し、想像してみてください。
いまあなたの手のひらには、綺麗な手鏡があります。
そおっと覗き込んでみて!!
どんな顔が映っていますか?
* * *
私たちは、自分自身を見ることができませんね。
だから、人を通して「自分自身を見ているのです」
思いやり
優しさ
気遣い
↑↑↑これは、とっても素敵なキーワード
「だって、私にはないもの」って言う人も多いでしょう。
でも、
その思いやり、優しさ、気遣いに気がついたでしょ?
それは、あなたには分かっているからです。
それが、いいことだって。
ただ、タイミングを逃したり、すぐに行動に起こせなかったりしただけ
そうは考えられませんか?
それでは!
わがまま
自分勝手
意地悪
↑↑↑これは、あまり好ましくないキーワードですね
「だって、ひどくない??」って言う人も多いでしょう。
でも、
そのわがままや、自分勝手さ、意地悪に気がついたでしょう?
それは、あなたもそう思ったからじゃないですか?
実はね、
わがままだと思わなければ、
自分勝手だと思わなければ、
意地悪だって思わなければ、
人って気がつかないのですよ!
可愛いな〜とか、
やりたい事がハッキリしてる人だなとか、
自分に注意を引きたいんだなとか、
そう思ってしまうのですよ。
* * *
私たちは人を通して、
自分の感情を映し出してるのですね。
これは、自分自身を見つめるきっかけになります。
どうしてそう思ったのか?
なにが気に入らなかったのか?
どこにがっかりしてしまったのか?
現代は、メールのやりとりで事を済ませてしまうので
文字にすることで、考えをまとめているようですが
実は、伝わっていないこころがあると言えるでしょう。
上手に伝えようとして、誤解を招く言葉
になっていたりすることは本当に多い!!
メールでのやり取りは、私も必要だと思いますし、
忘れないうちにって・・・便利ですよね。
言いにくい事も言えそうな気がするし。。。。
しかし、小説家じゃないんだから、言葉のマジックは
まだまだ使いこなせないでしょ〜〜!!
微妙なニュアンスなんて伝えるのは
相手と私が、よっぽど同じ価値観じゃないと
難しいですよ。
言葉の裏に、思いを込めるなら
やっぱり会って、目と目を合わせてから
もう一度、自分の手鏡を覗いてみてください。
そして
なぜなんだろう?って問いかけてみたらどうでしょうか?
* * *
あの人は、私の鏡。
どこが気に障ったのか?
なにが、許せないと感じたのか?
私は、自分自身を愛せるか?
自分自身を許せるか?
その答えは
きっと、あの人を目の前にして
言葉を交わすことで
わかるはずです。