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きれいな、きれいな、花火。「スコップ団」

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スコップ団の皆様、雪深い中、2万発の花火をあげてくれてありがとう。

3月10日の18時過ぎから、雪が積もった宮城県泉ヶ岳から花火が打ち上げられました。

スコップ団「天国にぶっ放せ」

天国の仲間に、自分たちはいまを生きていること、安心してください、ということ、大好きだったよ、ということを伝えたい。
鎮魂の花火を2万発、宮城県泉ヶ岳から打ち上げます。

 

真っ暗になった雪雲のかかる空に、花火が打ち上げられ、8000の人々が想いをコメントしていました。
命の輝きと、想いを寄せる人々、そして神様のもとに行ってしまった人々へのコメント。

そのとき、福岡は久しぶりのお天気で、夕暮れの美しい時間。
インターネットを通してみたこの景色は、自分自身がいる場所とのギャップを感じてしまいました。
日常的に何かが起こり、笑顔や家族連れを見かけると、私の記憶に薄れつつあった『西方沖地震』のときの恐怖と日常が入り乱れた不思議な世界が蘇りました。

 

 平和に満ちたこの瞬間と、悲しみに満ちたこの瞬間と、どれも同じ日本なんだけど、こんなこと世界のあちこちで起こっていることなんだけど。
飢餓と飽食、生と死。
この地球に生きる人間の世界でも、動物の世界でも起こっている事・・・時間がゆがんでいるように思えました。

 

阪神淡路、信越、西方沖。
神戸の地を踏んだとき、なんて軽やかなエネルギーだろうと思いました。
全てを失って、数年ですばらしい都市へと様変わりしたエネルギーなのでしょうか?
軽やかになれる強さを感じました。

いづれ、東北も復興してくれると信じています。

 

離れた土地に居るのに、なぜこんなに熱心になっているのか?自分でもわからなくなります。それでも、何かをせずにはいられない!

なぜかなと考えてみたのですが、
『死』は私にとって大きな意味を持っています。
いつもいつも、生と死が近くにあり、今生で私はそれを乗り越えようと思っていたんだって、やっと解決したところだったのですが、まだまだ心の残る闇なのかもしれないし、突然に大切な人を失って来た20代の自分自身への癒しとしているのかもしれなません。死を身近に感じることが、無いなら無い方がいいと思います。

 

『死』はお別れではありません。
そして、『生きる人』はその時間を精一杯感じることが与えられていると思います。

 

法事の時に、お寺さんが言っていました。
「お経は残されたものの為にあげるのです」と。
「仏様になられた人は、そんなものもいらないくらいに素晴らしい世界にいらっしゃるのですから。しかし、残された人は悲しみに時間を費やしているから、法事という行事があり、心を慰める為に行うのです。そして先祖に感謝をする為のものでもあるのです。」

 

そうですよね。

 

生きている人は、身体で痛みを感じ、見えない目で愛しい人を追い、分離感を味わっているだけなのかもしれませんよね。

 

2万発の花火。

 

本当に美しかった。

花火を見ながら、涙が止まりませんでした。

スコップ団の方々の『天国にぶっ放せ』というタイトルも、すごく愛があります。

『元気だぜ!しっかり生きて行くからな、まってろよ。見守っててくれよ」と言ってるような気がします。

 

30分ほど、花火は上がり続けました。
それは、それは、長い時間です。色んな形の花火が、空に広がって行きました。

 

沢山の命のようにも見えました。

こんなにも多くの命が!とも思えました。

そして、笑顔の輝きのようにも見えました。 

 

いまは、涙が止まりませんが、

 

いろんな想い

いろんな愛

いろんな時間

 

これからも、命ある限り、活きて行くね!

明日は、3月11日です。あの日から367日目です。(うるう年があったから)

震災の被害が無かった人は、
心の中で、あなたが出逢って来た人を思い浮かべてみてください。

大切な人だったでしょう。
そのひとりひとりに「ありがとう」って伝えてみてください。

 

それから

 

この日本で起こっている事に、もっと感心を寄せてください。
何かをしなくてもいい。

だけど、感心を寄せていてください。

そして、『日常』を送れている事に感謝をする日にしてくれませんか?

 

 

私も、もう泣くのはやめよう。

 

今日も一日が無事に過ごせた事に、感謝をしよう。