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B102 大天使サミエル

Equilibrium_102

B102 大天使サミエル
ディープオリーブグリーン/ディープマジェンタ

2001年9月25日12:00pm生まれ

メイン テーマ: 恐れを超えて、ハートを開く

アファメーション: 私は自分の信念と理想を再評価し、人生の状況の中で新たな希望の感覚を見ます。

サミエルは、大天使の中でもっとも美しい存在として描かれてきました。大天使たちの多くは六枚の翼を持っていると言われています。サミエルはメタトロンと 同じように十二枚の翼を持っていると言われます。あるいは彼は、最も重要な「死の天使」としても知られ火星に属しています。
伝統的にはタロット大アルカナカードの「塔」(the tower)に帰属しています。しかしオーラソーマでは、塔に該当するものとして16番のボトル、ヴァイオレット/ヴァイオレットと、大天使ミカエルのイクリブリアムボトル94番、ペールブルー/ペールイエローがあります。
サミエルの誕生は、2001年9月11日火曜日の午後、具体的な形になり始めました。「塔」(The Tower)に帰属するのは適切であるように思われます。おそらく私たちは、新たな理解の光に照らして、すべての信念や理想を再評価する必要があるかもしれません。これこそが「塔」(the Tower)が私たちに要求していることでもあるのですから。つまりものごとを裁かずに、そのあるがままの姿で受け容れるということです。
ルドルフ・シュタイナーや他の人たちの意見によると、サミエルは、紀元前1190年から1510年にかけて大天使ガブリエルに先駆けて、地球を支配してい ました。彼の統治時代には、多くの支配者や指導者がその地位から引きずり降ろされました。そしてまた、サミエルは火星に属していますが、火星は、しばしば 戦争と紛争を意味する惑星とみなされています。もし私たちが、現在の火星のエネルギーの本質へ向かっていけば、さらなる覚醒への可能性も生じるかもしれま せん。つまりすべきことの紀律を見いだすこと、私たちが何を知るかということが私たちの進歩のために必要となってきます。
ディープオリーブ/ディープマジェンダ。オーラソーマの色としてディープオリーブが初めて誕生しました。ここではすでにボトルの内なる深みから「高次の世 界からの愛」によって、「癒され」つつあります。オリーブの色調は、女性性の直感の体験と、希望が私たちを未来へと前進していくように導く可能性を深めま す。意識的なマインド(イエロー)には、とても大きな恐怖が隠されています。そして今、その恐怖を自分自身のスペース(グリーン)へと向けていく必要があ ります。これらの恐怖が解消されると、すばらしい喜びの可能性が待ち受けています。これは、深みのある形でのオリーブに秘められた側面のひとつの潜在的可 能性です。
ボトルの下部のディープマジェンダは、今私たちは、自分自身の内なる深みの中で、高次の世界からの愛を信頼することが必要だということをあらわしていま す。ある意味でそれはかつてなかったものかもしれません。私たちはこれまでの安定性をくつがえされて、ショックを受け(下の部分のディープマジェンダの中 にはレッドが秘められています)、私たちは今ふたたび新たにものごとを見つめる機会を手にしています。それは、再び小さなことに愛を注ぎながら見つめ直 し、瞬間瞬間私たちがしていることに慈しみをもたらす機会です。その慈しみはより意識的な気づき、とも言うことができます。
私たちの内側にある争いの根を根こそぎにするためには、努力したり無理強いしたり、抵抗することによってではありません。そうではなく、本当の安らぎ(秘 められたブルー)、すでに未来にある希望(オリーブ)となることです。これはまさに、聖霊のハトが、ノアへ渡したオリーブの枝を象徴してはいないでしょう か。虹が現われれば新しい世界が生まれるのを知って、待っていたのです。そしてそこには必ず、より意識的な未来への可能性があることを確信させてくれま す。
ディープオリーブの側面の一つとして、個人的なレベルでの表現できない愛、戦争へ向かい二度と戻らなかった人への愛があります。深い慈しみが表現できな かったので、喪失感が解消されずに残っています。明らかに、このボトルの内側には多くのレベルでの両極性や矛盾があります。オリーブ/マジェンダという色 さえも色環においては対極に位置しています。ボトルには古代タオの色、グリーン/レッドが含まれていて、存在の中にある対極性を現しています。一つに統合 した見解を、強制的にではなく創造するためには、自らの内側にある両極性を完全に統合する必要があるとも言えるでしょう。
おそらく通常私たちは、このことについてはコーラルを連想するでしょう。しかしここで、ディープオリーブ/ディープマジェンダで、別の側面が現れていきま す。ここで考えているのは、私たちが最も恐れるものとは何かということです。とりわけハートから恐れるものについてです。恐れがあるところには、愛の余地 はありません。もし私たちが恐れを超えていくことができれば、私たちは、世界を愛の文脈の中で再び創りあげていくことができます。これはすばらしい秩序で す。私たちが理解すべきことをすべて理解したわけではないのに、どうやって私たちはエデンの園に帰ることができるでしょうか。
目隠しをした賢者たちが、手で触れたものが何であるかをたずねられた話を想い出してください。すべての人々の印象がひとつにまとまった時初めて、触れてい た物が象だとわかったのです。象はマインドの象徴です。だんだんと私たちが自分に働きかけていくにつれて、マインドは浄化されはじめます。そして自らの内 側と外側に映し出された現実を明確に見はじめるのです。