12月8日
始まりはこの少し前からだったのだろうと思われる。
それでも、明確におかしいと思ったのは朝メイクをする時でした。
右目のアイシャドウを塗ろうとしたときに「見えない!?」
その時は、疲れているのかなと思いました。
店に行って、同僚に話すと
「脳溢血とかの前兆もあるから病院に行ってきたら?」ということ。
運動を積極的にする方でもなく、突然のことで何が起こったのかわからない!というのが本音です。
でもこれは誰にでも起こり得ることでもあり
身の回りにそれほどいないので情報としてはあまりないということ。
もしあなたが同じことになったら早めに処置して欲しいのと
自分自身のためにも、経過を記録します。
⚪︎◯はじまり◯⚪︎
突然、黒い粒が目の中で広がった(プチッと音もした)
ゴミかな?と思う。
数日してまた目の中に黒い粒が気になる。
→これで飛蚊症の人もいれば、網膜剥離の前兆でも在るので、すぐに眼科に行くべき!
私は数ヶ月前に眼科に行って、「白内障も緑内障も可能性なし」との診断を受けていたので、「大掃除中だしゴミが入ったかな?」くらいにしか思っていませんでした。
9日、仕事中に、左目の右下が黒い感じがする。同僚に「脳溢血とかも在るらしいから病院行った方がいいよ」と言われていく事にする。
10日、数年ぶりの会いたかった友達とランチの予定があり、ここ数ヶ月の人間関係のストレスがあったけど友達と会えば無くなるかもしれない!と思ってランチへ。
右目のアイシャドウを塗ろうとすると見えない!?
夕方からやはり見えにくいし、半円の暗いグレーな感じが見える。
夜にインスタライブをして編集作業。この時点で本当に暗いし、ズレて見える。
11日、あさイチでかかりつけの眼科へ。
⚪︎◯診断と入院◯⚪︎
仕事は遅い時間にシフトを変更し、朝イチで近所の眼科へ。
診断の結果は『網膜剥離』。
まだ事の重大さが掴めておらず、『紹介状書くから今すぐに行って!手術と入院になるよ』と言われました。
急いで紹介された病院へ。
この間に剥離が進行して、左目の4分の3しか見えなくなりました。
愛犬を預けるためにこの日は入院出来ないので、翌日にお願いしました。
⚪︎◯入院と手術◯⚪︎
10時に入院。
緊急手術となるので、外来が終わってから夕方頃にとなりました。
後で聞いたら、手術日は予約とってもからとなるらしいのですが、私の場合
網膜剥離は剥がれ初めて3日の内なら失明せずに済むと言う事です。
私の場合はデッドラインだったみたいです。
それで、緊急手術となりました。
初めての入院、そして手術。
もう不安というか、何が起こっているのか!?現実感がありません。
点眼麻酔と、下瞼への麻酔。
これがめちゃくちゃ痛くて!思わず声が出てしまいました。
横に置いている手で自分の太ももをギューつと握るほど。
チカラが入ると、目にも入るからリラックスしなくちゃいけません。
麻酔が追加されるたびに痛くて、手術台を指で撫でて我慢してました。
麻酔も効いているので、何をされているのかはほとんど見えません。
光と水のようなのが入ってくる感覚だけです。
(これは剥がれた網膜を貼り付けるためにガスが充填されていたようです。)
およそ、90〜120分の間で終了しました。
手術中は麻酔も効いていたので痛みはなく、途中でウトウトするくらい。
だだ、台が硬くてお尻と後頭部が痺れてしまいました。
耐えきれず「せんせ〜い、頭動かしたいです」と言うと、『言ってくれたら休憩しながらするから、無理しないでね』と。でも、気を使って2回目は言えませんでした。
部屋に戻り、数時間してから麻酔が切れ始めて。
ものすごい痛みと、どんどん熱が上がります。
そして、吐けないけど吐き気。
深夜のトイレでひとり、うずくまってました。
耐えきれず、ナースコール!
鎮痛剤を貰って落ち着きました。
翌朝は全くどうもありませんでした。
⚪︎◯入院生活◯⚪︎
起床 6;00am
眼圧測定、体温検診、脈拍測定
朝食 8;00am
診察 9;30am前後
こうやって、検査をしっかりやってもらえるのですが、
大体午前10時くらいにはすること無くなります。
昼食 12;00
夕食 18;00
消灯 22;00
この間に、数時間置きの目薬。
早朝から看護師さんたちは、各部屋を回って目薬とかをしてくれます。
ドラマと違って、このご時世だからでしょうか
カーテンを引いて、個室のような毎日です。
知らない人と噂話とかになったら嫌だなーとか思っていたのですが
個室のようでした。
挨拶すらしない感じ。
眼科だからなのか?
初日は2人部屋だったので割と話してました。
その方が退院される時はお話ししにいきました。
二日目から、4人部屋に移ったので全然
逆に誰とも話すことがなくなってしまった!
目が疲れない程度に、YouTube見たりと
ネットは見てましたが、ほとんど聴くくらいです。
母の入院では面会に行ってましたが、自分が入院するとなると新鮮!
看護師さんや、看護助手さんに色々とお話し聞いて
知らない世界を探索していました。
⚪︎◯術後経過◯⚪︎
右目は、全然見えています。
網膜剥離は左目。
真っ赤に充血していて、目の下は紫、だそうです。
(怖くて、退院する前日まで鏡は見ていませんでした。)
最終日に鏡で見て、割とショックな顔でした。
入院中、目が疲れないように、ほとんどは耳で聞いて。
Kindleで溜めていた本を、 iPadの読み上げ機能で制覇!
iPhoneはフリック入力することで候補単語が出てくるから長文も大丈夫。
今は、Bluetoothキーボードで打ってるので、全然苦にならないです。
で、目の方はと言うと。。。。。
目は水の入った風船のようです。
その水が流れ出てしまった状態で網膜が剥がれます。
剥がれた網膜を貼り付けて、中にガズを充填。
それが出ていく過程で、水が溜まります(出て行くのが見えています)
入れ替わりながら、まるでイクイリブリアムボトルのミッドラインのような、線が現れてきます。それがだんだん下がってきて視界が広がるそうです。
私はまだ半分ぐらいですが、安定しているそうなので
失明や再発の心配がなくなりました。
それが確認出来たので、退院が決まりました。
ちゃんと治るには、半年から1年かかるそうです。
眼帯が外れて、ガスが抜け切ったら普通に生活はできるそうなので、もうしばらく安静にってことですね。
いろんなことが、重なってこの状態に。
でも、予知していたかのように
事前準備が色々とできていました。
私はこれからまだまだチャレンジしたいことがたくさんあります!
それには、目がしっかり使えないとならないのです。
ネットでもお仕事を拡大しようとすると、目が見えていないのは致命的。
今回、スマホやパッドが使えて、本当によかったと思います。
多くのことがカバーされたし。
年配の方にはぜひ使い方に慣れていて欲しいです。
そんなサポートもしたいなと、やりたいことに1プラスしておきます!
心配してくださった皆様、本当にありがとうございました!
ここでは触れませんでしたが、
退院したらまずは!
スーリーのお世話をしてくれた友人に心からの感謝を伝えたいです。
お迎えに来てくれるそうだから、本当にソウルファミリーです!心強いです。
こんない長くなったのに、最後まで読んでくださってありがとうございました!
どこかで役立つかもしれないのでなんとなく覚えておいてくださいね。
違和感があれば、とにかく眼科へ!
必ず行ってください。
後日、術後経過をまた記録します。